シングルモードファイバレーザとは

高出力シングルモードの加工応用

特徴

• シングルモード：長尺フィードファイバ
• 主要光学部品を自社開発・内製化
• 直上照射を可能にする当社独自のファイバ設計
• 誘導ラマン散乱光を抑制し、安定したレーザ加工を実現

用途例

• 電子部品、コネクタ部品の微細溶接
• 薄板金属・非金属の溶接
• CFRP切断
• 金属箔切断
• 金属積層造形
• 高反射材料の加工（銅・アルミ）
• スパッタレス高品質溶接（ワブリング溶接）
• 表面処理

ケース･スタディ（溶接による異種材料接合）

フジクラでは、FPC（Flexible Printed Circuits）の銅箔とアルミ材を直接溶接する異種材料接合技術を開発しました。一般的に銅とアルミの溶接では、その接合部に脆い金属間化合物が形成されるため接合強度が低下し、適用は難しいと言われています。この問題を解決するため、ファイバレーザーを使用し、独自の溶接工法を用いることで、金属間化合物の生成を抑えた接合を可能にしました。この異種材料接合技術により、FPCの補強板として一般的に使用されているアルミ補強板を電流路として用いた大電流アプリケーション等への適用を目指しています。