ファイバレーザがもたらす産業の新しい可能性
自動車分野

自動車の製造現場で高まる加工ニーズに対応
軽量化・コストダウンにのニーズに対応するため、複合材料の加工にファイバレーザは使用され始めています。また、従来機械加工でしか実現が困難であった製造プロセスも今日では、ファイバレーザに置き換わり始めています。
医療分野

内視鏡とレーザの組合せなど、新しい医療技術の開発に貢献
レーザの医療への応用は1960年頃から始まっています。レーザメスや歯科治療など様々な用途で使われており、脱毛、美白・美肌などの美容用途でも幅広く利用され始めています。ファイバレーザはレーザ光をファイバ伝送できるため、内視鏡と組み合わせて使われるなど、これまでにない医療技術が次々に開発されてきています。
半導体分野

微細加工が要求される製造工程において必要な技術
半導体デバイスは、日々 微細化構造と高密度な集積化が進んでいます。
フジクラのファイバレーザは、長年培ってきた偏波保持ファイバ技術を活かしたレーザの提案により、薄層の微細穴あけや切断、高精度な膜除去等の加工に利用されています。
この技術により、加工速度の向上とレーザプロセスの低コスト化に貢献しており、 更なる微細な半導体デバイスの製造加工に欠かせないファイバレーザをご提案しています。
鉄鋼分野

鉄鋼現場でのレーザ加工を可能にする高い出力と優れたビーム品質
ファイバレーザは鉄鋼の様々な製造工程で広く使われ始めています。ファイバレーザは優れたビーム品質を有しているため、ビームを理想的なスポットサイズに絞ることができます。これにより、高いエネルギー密度でレーザをワークに照射することができるため、厚板を切断することも可能になります。さらに、ファイバレーザは、高い電気変換効率とメンテナンス不要の特長を有しており、これまでの生産効率を飛躍的に向上させます。
航空宇宙分野

航空宇宙など、極めて厳しい環境でも力を発揮
航空宇宙分野では、耐放射線性、耐真空性など極めて厳しい環境に耐えうる部品が要求されます。特殊な合金で出来ているエンジン部品などには、非常に高い加工技術が必要となり、ファイバレーザは重要な要素技術の一つとなっています。